スタッフブログ
雑巾づくりとリハビリ
2019-12-06
弊会が運営している『介護老人保健施設』『通所リハビリテーション』『グループホーム』『小規模多機能型居宅介護事業所』では、利用者様のリハビリテーションの一環として雑巾づくりを行っています。
この取り組みを始めてから半年間で約500枚の雑巾ができあがりました。
利用者の皆様は、高齢になっても、身体が思うように動かなくても、施設に入所していても、社会と関わりをもつことを本当に大切に思っていらっしゃいます。
この雑巾が社会参加や地域交流のきっかけになればと考えた結果、近隣の小学校や中学校に配り使ってもらうという考えに至りました。
弊会の近隣には愛宕小学校、小島小学校、小島中学校があります。
各学校の校長先生をはじめ先生方に、この取り組みをお伝えすると、快くご理解とご賛同をいただけました。
先日、利用者様と職員と一緒に学校にお邪魔させていただき、直接生徒さんに雑巾を手渡しすることができました。
初めは手先のリハビリの一環として始めた取り組みでした。
しかし、校長先生や先生方、生徒さんより、感謝と労いの言葉をいただいたことで利用者様の達成感や幸福感といった心のリハビリにも直結するものと感銘を受けました。
また、この活動が地域包括ケアシステムの礎になるものと信じ継続したいと考えています。
介護老人保健施設サンブライト愛宕Ⅱ
作業療法士山口健太


